湘南キャンパスで6月26日に、ポーランドの柔道研修団の訪問を受け入れました。本学では1960年代から、東西冷戦下においても東欧諸国と学術?文化?スポーツを通じた民間交流を実践し、柔道選手も多く受け入れてきました。今回は、ポーランドの中高生ら約30名が来訪しました。
一行は、スポーツプロモーションセンターの山口輝義次長らの案内でキャンパス内各所を見学。午前には、柔道部副部長の井上康生教授(体育学部)が理事長を務めるNPO法人JUDOsの活動について説明を受けた後、松前記念館や15号館地下にあるトレーニングセンター(CTC)を見学しました。午後は、団長のアントニー?マチョロブスキ氏が、国際学部の小山晶子部長(学長室?国際担当)を表敬訪問。2022年9月にポーランドとウクライナの研修団が湘南キャンパスで行った国際学部との交流イベントを振り返りました。続けて山口次長が、湘南キャンパスや日本武道館などの設計を手がけた建築家?山田守氏(工学部建築学科初代主任教授)の胸像を前に、山田氏の功績を紹介した後、サッカー場や総合体育館を巡り、サッカー部男子や男子バスケットボール部、女子ハンドボール部などの練習を見学しました。さらに、武道場では男女柔道部の練習も見学し、参加者からは「選手たちはどのように練習メニューを進めているのですか?」といった質問も寄せていました。
参加者は、「柔道以外のスポーツの練習も見て、これまで知らなかったトレーニングを知れておもしろかった」と話し、マチョロブスキ氏は、「bet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户はプロのスポーツ選手を目指せる環境があると同時に、幅広い分野を勉強できる素晴らしい大学だと感じました。子どもたちには日本の柔道の技術や考え方をポーランドに持ち帰って、母国をよりよくしてもらいたい」と期待を寄せていました。
なお、研修団は6月15日から30日までの日本滞在中に、付属相模高校中等部と学校法人bet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户望星学塾が運営する松前柔道塾の練習に参加したほか、6月22、23日には日本武道館で行われ、本学男女柔道部が同時優勝を果たした全日本学生柔道優勝大会を見学しました。