10月30日から12月18日にかけて湘南キャンパスで、「メディア業界就職対策実践講座」を開講しています。この講座は、マスコミ業界を志望する学生の支援と、業界への人材輩出を目的にキャンパスライフセンターキャリア担当が企画しています。全8回の講座は、フリーアナウンサーの桐田咲智代氏(文学部1998年度卒)が講師を務め、主に1、2年次生を中心にさまざまな学部学科から11名の学生が受講しています。
第1回となった10月30日の講義では、桐田氏がマスコミ業界に関する情報収集の方法をはじめ、業界内の職種や仕組みについて解説。また、アナウンス職を目指した自身の学生時代や就職活動を振り返り、「自分のキャリア設計について明確なビジョンを描くことが大切です。3年後、5年後、10年後に自分がどうなっていたいかを考え、その目標に必要な資格取得など、自分を高めるインプット活動を実践してもらいたい」と呼びかけました。その後、学生たちは自己PRに挑戦。自身の長所や短所、講座を志望した理由などを1分間にまとめました。また、2人1組で自己PRを発表し合い、チェックシートをもとに表現や話し方などを採点しました。参加した学生は、「目標に向かって1歩前進した気持ちになりました」と話していました。
桐田氏は、「自己PRで何よりも重要なのは、自分が心を動かす表現をしながら話すことです。また、“絶対に内定を獲得する”という気持ちが強い人ほど、自分の目標をかなえています。マスコミ業界での就職活動では体力はもちろん、メンタルを整える心のタフさが必要です」と語りました。
今後は、テレビ局や広告会社で活躍する卒業生による講演をはじめ、エントリーシートの書き方、グループディスカッション、面接など実践を中心としたキャンパス内での講座のほか、テレビ局視察なども予定しています。