Tokai International Communication Club(TICC) が4月2日から7月17日にかけて、秦野市立南公民館で「にこティー教室」を行いました。
「に こティー教室」とは、昨年、参加した生徒たちが本プロジェクトメンバーに接した際「いつもニコニコしているティーチャー」という印象を受け、略して「にこ ティー」と親しみを込めて呼んでくれたことに由来しており、秦野市在住でボリビアやペルーなどの国と関わりのある小中学生および未就学児童10名以上を対 象に、日本語の読み書きのほか、宿題や授業でわからなかった内容を教える支援を行いました。本企画は学校および教育委員会の支援、協力のもと昨年に引き続 き継続しているものです。今期は、昨年の1日あたりの平均参加者数4.55人を上回り、5.25人に増加しました。
ボリビアの女の子は小 学校の授業についていけず人見知りがちでしたが、「にこティー教室」に参加することで打ち解けられるようになり、どのメンバーにも笑顔を見せられるように なりました。また、見学に来られた近隣の小学校教諭より「こうした活動があることは学内でも周知し、参加者を募りたい」といった言葉をいただきました。
プロジェクトリーダーの新倉和矢さん(政治経済学部2年次生)は「学校の授業にとらわれず、子ども達一人ひとりのペースに歩み寄ることで参加者増という成果が得られました」と語っています。