サイエンスコミュニケーターがサイエンスフェスティバル2013 in 亘理町に参加しました

サイエンスコミュニケーターが11月17日に宮城県亘理郡亘理町の亘理町中央公民館で行われたサイエンスフェスティバル2013 in 亘理町に参加しました。

このイベントは東日本大震災後、子ども会の活動が縮小し遊び場が制限されている中、町内の子どもたちに楽しんでもらい、親子のふれあいを深めてもらおうと開催された科学イベントです。

NPO 法人ガリレオ工房が取り組んでいる「被災地への科学?教育をベースにした支援」と亘理町子ども会育成連合会が主催となり、幼児?児童だけでなく、中?高校 生にも広く参加を呼びかけ、当日は200名の地域住民の方にご来場頂き、同プロジェクトはカラフルな人工いくらを作成する実験ブースを設けました。人工イ クラはアルギン酸ナトリウム(昆布のぬめり成分)を塩化カルシウムの溶液に滴下して作成します。今回は絵の具で着色したため実際に食べることは出来ません が、装飾を施した瓶に水とともに入れインテリアにしました。イベントは想定を遥かに超える数の方に参加いただき「とても楽しかった」「絵の具での着色が綺 麗だった」「来年もぜひ参加したい」という感想を頂きました。

参加したメンバーからは「たくさんの参加者が来てくれたことが良かった。 (工学部?3年次生)」「情報共有や仕事の割り振りがうまくできていなかった(理学部?2年次生)」という声があがり、プロジェクト広報担当の平田将大さ ん(教養学部人間環境学科3年次生)は「今後、今回のような出展のみの企画に参加する場合も、事前に当日のマニュアル作成や会場レイアウト作成を念入りに 行いたいと思います」と語りました。