生物学部生物学科では、5月9日に札幌キャンパスで新入生歓迎会を実施しました。これは、新入生と在学生及び教職員との交流を目的に毎年開催されているものです。
新入生は札幌キャンパス敷地内の「光風園」を散策しながら、動植物や昆虫に関するレクチャーを2年次生から受けました。その後は、光風園で拾ってきた薪を燃料の一部にして、豚肉、鶏肉、野菜各種、マシュマロ、野菜たっぷりの焼きそば、ソーセージ、おにぎりなど様々な食材が用意されたバーベキュー会を行いました。バーベキューは2年次生が食材の下準備から、煙に燻(いぶ)されながらの焼き係を担当し、この新入生歓迎会を盛り上げてくれました。
歓迎会に参加した1年次生は「大学の敷地内にこんなに豊かな自然があるとは知りませんでした。先輩方のレクチャーはとても分かり易く、興味をくすぐる情報が満載でした。4年間、このキャンパスでたくさんのことを学び、将来に役立てたいです」と感想を語っています。
光風園は、札幌市南区の川沿?南沢地域の市街化が進む中に残された緑地として、エゾリス、エゾモモンガ、エゾサンショウウオなどの多くの生物が生息しています。この身近で貴重な自然環境が、学生の興味に応じた本格的な生態調査や環境調査を可能にしており、札幌キャンパスの大きな魅力となっています。