在日モロッコ王国大使館のAbdelkader Jamoussi公使(代理大使)とムハンマド5世大学のAbdelhay Moudden教授(モロッコ王国教育?訓練および科学研究に関する高等委員会メンバー)が12月8日、湘南キャンパスを訪問しました。日本の高等教育研究機関の状況を視察し、また日本国内における今後の連携先を探すとともに、モロッコ王国に対する理解向上を目的とした活動の一環です。
一行は最初に、国際部長の吉川直人学長補佐と懇談して両大学の歴史や教育理念について意見交換を行いました。その後、「中東研究」という教養学部の科目のゲストスピーカーとしてAbdelhay Moudden教授が国際学科の学生を対象に特別講義を実施。モロッコの歴史や風土について紹介したほか、「アラブの春」と言われる中東?北アフリカの民主化運動の中で同国はスムーズな行政改革を果たしつつある現状について説明しました。
講義終了後には、国際教育センターのアブドーラ?アルモーメン准教授が日本の教育制度を解説したほか、チャレンジセンターのものつくり館でライトパワプロジェクトのソーラーカーチームと人力飛行機チームのメンバーが活動内容を説明しました。