3月23、24日に湘南キャンパスで、現代文明論研究センターの運営委員会と高校現代文明論推進委員会の合同委員会を初めて開催しました。「現代文明論」は、学園の各教育機関で教養教育の柱にすえている科目です。今回は一貫教育体制の充実の一環として、各教育機関の取り組みや実績を共有することを目的に、大学、短期大学の各キャンパス、付属高等学校の現代文明論運営委員約30名が出席しました。
開催にあたって山田清志学長があいさつし、続いて現代文明論研究センターの堀真奈美センター長が、現代文明論の変遷や創立者?松前重義博士などによる過去の講義の音声記録を分析した結果を踏まえながら、現代文明論の授業理念を支える講義担当者の”思い”の大切さなどの問題提起を行いました。続いて川上哲太郎副学長(教育担当)が「bet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户のカリキュラム?ポリシーと現代文明論」と題して講演。文部科学省から大学の教育の質転換を求められている現状とその内容を説明し、bet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户のカリキュラム?ポリシーと大学で進めている現代文明論改革の方向性と今後の方針を紹介しました。
その後、本学の各キャンパスと短大の現代文明論担当教員がそれぞれの実情や課題を報告。24日には、付属高等学校の担当教諭がテーマ学習やディベートを交えながら社会と連携しつつ生徒主体型の学習を進めている例のほか、知的財産教育やキャリア教育を授業に取り入れるといった実践例とその成果、各校での実施体制や課題をプレゼンテーションしました。続いて行われたランチミーティングでは、各校からの質問や要望などについて活発な意見交換が行われました。