リオデジャネイロオリンピック(8月5日?21日)の柔道男子100㎏級が11日に行われ、羽賀龍之介選手(2015年度体育学研究科修了?旭化成)が銅メダルを獲得しました。
羽賀選手は、初戦の2回戦でエフゲニス?ボロダフコ選手(ラトビア)に得意の内股を決め、一本勝ち。開催国ブラジルのラファエル?ブザガリニ選手との3回戦では、相手選手への大歓声に包まれる中、指導の差で優勢勝ちを収めました。しかし、準々決勝では長身のルカシュ?クルパレク選手(チェコ)を相手にうまく組手を取りきれず、指導の差一つで敗れ、敗者復活戦へと回りました。銅メダルを目指して勝ち抜いた羽賀選手は、3位決定戦でアルチョム?ブロシェンコ選手(ウクライナ)と対戦。開始から3分過ぎに羽賀選手が大内刈りで相手を倒すとそのまま寝技に入り、執拗な三角締めに相手が耐え切れず参ったの意思を示して一本勝ち。自身初のオリンピックで見事に銅メダルを獲得しました。
リオデジャネイロオリンピックの柔道では、女子70㎏級の田知本遥選手(2012年度体育学部卒?ALSOK)と男子90㎏級のベイカー茉秋選手(体育学部4年次生)が金メダルを獲得。男子60㎏級の髙藤直寿選手(2015年度体育学部卒?パーク24)と羽賀選手が銅メダルを手にし、本学の在学生?卒業生として出場した4選手全員が表彰台に登りました。
そのほかの競技でも、学園関係者の出場が続きますので引き続き熱い応援をお願いいたします。