2017年度第2回グローバル推進セミナー「海外での危機管理」を開催しました

湘南キャンパス1号館のGlobal Agoraで1月16日に、2017年度第2回グローバル推進セミナー「留学?出張で海外へ行くその前に…海外での危機管理」を開催しました。本セミナーは、今年度、本学の提案が採択された文部科学省の平成29年度「大学の世界展開力強化事業 ロシア(タイプA)」の一環として実施したもので、海外での重大事件や凶悪犯罪に巻き込まれないための予防策や、万一巻き込まれた場合の対処策について理解してもらうことを目的としています。当日は、今年3月に実施する、ロシア?ウラジオストクへの学生派遣プログラムに参加する学生を中心に、本学の海外派遣留学プログラムを利用する学生や、海外へ出張する機会がある教職員約50名が参加しました。

はじめに、グローバル推進本部国際ネットワーク室の藤巻裕之室長代行(政治経済学部准教授)があいさつに立ち、「bet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户はグローバル人材を育成する大学であり、そうした人材は実際に海外に出ないと育ちません。そのために今日は危機管理について学んでください」と語りかけました。講師には、海外渡航者の危機管理サポートに取り組んでいる安全サポート株式会社の川下俊幸氏を招きました。川下氏は、近年世界各国で相次ぐテロ被害や、窃盗などの犯罪について事例を紹介し、「大切なのはターゲットにされないこと」と訴えかけ、「少し離れた場所で爆発音が聞こえたらどうするか」「暴動が起きたときは滞在を続けるべきか」など、クイズ形式で危機管理の心得を説きました。また、参加した学生からは、「タクシーで高額な料金を請求されたらどう対応するべきですか」「移動手段は何が危険でしょうか」といった質問が上がり、海外で生活するうえでの危機管理について理解を深める機会となりました。

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