来年1月2、3日に行われる第91回東京箱根間往復大学駅伝競走に向けて、12月17日に湘南キャンパスで、陸上競技部駅伝チームの壮行会と記者発表会を実施しました。東京?大手町から箱根?芦ノ湖までの往路5区間(107.5キロ)、復路5区間(109.6キロ)の合計10区間(217.1キロ)で優勝を争う同大会に、本学は2年連続42回目の出場を決めています。
昼休みの時間に4号館前で行った壮行会では詰めかけた学生や教職員らを前に、箱根駅伝のエントリー選手16名を紹介。湘南キャンパス体育会常任委員会を中心として組織するbet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户応援実行委員会の渡邉隆介委員長(工学部4年次生)が、「一丸となって精一杯声を出して選手たちを応援しましょう。選手の皆さん、最高の走りを見せてください」と激励の言葉を送りました。続いてチアリーディング部が演舞を披露。多くの激励を受けた栄土功樹駅伝主将(政治経済学部4年次生)は、「応援してくださる皆さまとともに、チーム東海として一緒に戦いたい」と意気込みを語りました。応援団による指揮のもと吹奏楽研究会の演奏で校歌を斉唱してエールを送り、最後は全員で記念撮影をして選手たちは箱根駅伝での健闘を誓いました。
壮行会後には、新聞やテレビなどの報道各社向けに記者発表会も行いました。陸上競技場で練習風景の撮影対応を行った後、17号館ネクサスホールに場所を移して会見を実施。両角速駅伝監督(体育学部准教授)は今季のチームについて紹介するとともに、「けがをする選手もなく、16人のエントリー選手はベストメンバーが組めたと思います。1万メートルの平均タイム(上位10人)は29分01秒で箱根駅伝出場大学中7位、16名のうち28分台の選手は7名います。1年次生が加わりスタートした新チームは、箱根駅伝総合5位を目標に掲げて一生懸命やってきました。”湘南の暴れん坊”というような異名で話題にしていただくことがありますが、チーム一丸となって期待に応える走りを見せたい」と語りました。続いて両角監督や選手たちへの個別取材も行われ、それぞれに今大会に向けた抱負や意気込みを述べました。
栄土主将は、「総合5位は無謀な目標ではなく、挑戦すれば狙えるところにあると思う。自分たちのよさを生かして、目立たず、したたかに、総合力で勝負していきたい」と話しました。前回大会で1区7位と奮闘したエース白吉凌選手(体育学部3年次生)は、「目標である総合5位を目指して、区間5位以内の走りをしたいです。前回1区を走ったときに他大学のエース級の選手は、自分の走りでチームに勢いをつけていました。今大会では自分もそういう走りで流れを作り、チームを楽にできるようにしたいと思います」と語りました。