全日本学生柔道優勝大会で男子柔道部が前人未到の7連覇を達成!

全日本学生柔道優勝大会で男子柔道部が前人未到の7連覇を達成!

全日本学生柔道優勝大会(男子63回、女子23回)が6月28日、29日に日本武道館で開催され、湘南キャンパスの男子柔道部が見事に優勝。前人未到の7連覇を達成するとともに、最多優勝回数を20に更新しました。同大会は男子が体重無差別の7人制、女子は体重別の5人制と3人制のトーナメントで行われ、女子柔道部は5人制に出場しました。

男子柔道部はシードで29日の2回戦から登場。大阪産業大学を7-0、3回戦で清和大学を6-1と圧倒し、準々決勝で明治大学に4-1で勝利しました。準決勝では昨年に続いて天理大学と対戦。ポイントを取られては取り返す大熱戦となり、次鋒のウルフ?アロン選手(体育学部1年次生)、主将で中堅の王子谷剛志選手(同4年次生)、世界選手権90kg代表で副将のベイカー茉秋選手(同2年次生)の一本勝ちにより3-3、内容差で接戦を制しました。

決勝の相手は3年連続で強豪?日本大学に。先鋒、次鋒が敗れ0-2で、「嫌な流れをここで絶対に断ち切ると、強い気持ちで勝負に向かいました」という五将の渡邉勇人選手(同4年次生)が開始わずか18秒、切れ味鋭い袖釣込腰で一本を奪いました。三将?ウルフ選手は有効を取られるも、「時間は十分あったので焦りはありませんでした。日ごろの練習を信じて冷静に柔道ができた」と、3分30秒に内股で一本。続く副将のベイカー選手は序盤に引込返しで技ありを取りリードするも、中盤に有効を奪い返されるとさらに反則が重なり指導3と追い込まれました。あと1つの指導で反則負けとなる不利な場面となりましたが、気迫で耐え抜き勝利をつかみました。この結果で東海大の7連覇は確定。さらに大将戦で長澤憲大(同3年次生)が大外返しで一本勝ちし、優勝に華を添えました。

上水研一朗監督(体育学部准教授)は、「プレッシャーは年々高まり、生半可な覚悟では今日の結果はあり得ませんでした。選手たちの信頼関係も厚く、一丸となって本当によくやってくれました。応援していただいた多くの方に、心から感謝しています」と涙腺を緩ませながら語りました。また、主将の王子谷選手は、「”個人の力だけでは勝ちきれない”と大会前に上水監督から檄が飛びました。わずかに緩んだ気持ちを全員が引き締め、最悪の状態も想定して勝負したことが結果につながりました。昨年は敗れた秋の全日本学生柔道体重別団体優勝大会も制し、何としても2冠を達成します」と意気込んでいます。

今大会では、ベイカー選手とウルフ選手が優秀選手に選ばれました。なお、女子柔道部は準々決勝で日本大学に敗れベスト8。九州キャンパスの男子柔道部は1回戦で岡山商科大学に敗れています。

準決勝 bet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户3-3天理大学
先鋒:渡邉勇人(体育学部4年次生) 優勢負け
次鋒:ウルフ?アロン(同1年次生) 一本勝ち
五将:阪本健介(同3年次生) 引き分け
中堅:王子谷剛志(同4年次生) 一本勝ち
三将:谷井大輝(同) 反則負け
副将:ベイカー茉秋(同2年次生) 一本勝ち
大将:長澤憲大(同3年次生) 優勢負け

決勝戦 bet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户4-2日本大学
先鋒:阪本健介 優勢負け(指導2)
次鋒:松雪直斗(同4年次生)一本負け
五将:渡邉勇人 一本勝ち
中堅:王子谷剛志 引き分け
三将:ウルフ?アロン 一本勝ち
副将:ベイカー茉秋 優勢勝ち
大将:長澤憲大 一本勝ち

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