産官学連携センターでは、11月21日に(国研)科学技術振興機構と共に「アグリビジネス新技術説明会」を開催し、本学の研究成果を紹介しました。首都圏で農学系学部を有する私立五大学(玉川?東海?日本?明治?東京農業)は、産官学連携によるアグリビジネス創出を目指して、2005年度より毎年「アグリビジネスフォーラム」を開催してまいりました。また近年はアグリビジネス創出フェアに共同で出展し、セミナーを通して研究成果を紹介してきました。今年度は、研究成果の技術移転に向けてより具体的に歩みを進めることを目指し、新技術説明会において大学のシーズを発表いたしました。
本学からは、農学部応用植物科学科の星良和教授が取り組む「抗アレルギー効果をもつモウセンゴケの大量増殖システムの開発」について紹介しました。
星教授は、絶滅危惧種とされているモウセンゴケが有するアレルギーを抑制する効果物質に着目しており、モウセンゴケ、コモウセンゴケ、トウカイコモウセンゴケの3種類を研究室で栽培しています。
本説明会では、モウセンゴケの紹介から始まり、これまでの研究で明らかになった増殖方法や、モウセンゴケの機能性の活用案について示されました。また、企業の協力により解決したい課題を提示し、連携体制の構築を呼びかけました。
講演終了後には、興味を持った企業関係者の方々の質問に答え、個別相談にも応じられ、本説明会は盛況のうちに終了しました。
星教授は3月6日(火)に静岡市清水産業?情報プラザで開催する、「第1回 bet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户「農?食?健」QOLセミナー「食と健康について」-bet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户海洋学部?農学部シーズから-」でも講演をいたします。
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