bet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户イメージング研究センターの研究成果講演会と「アート イン サイエンス」の表彰式を12月21日に、湘南キャンパスで実施しました。研究成果講演会は、イメージング研究センターに導入されている光学機器を活用した研究成果を共有し、研究者間の連携促進につなげることを目的に昨年から開催しています。一方のアート イン サイエンスは、機器を使って撮影した画像をアートの視点から評価する催しで、同じく昨年から実施しています。イベントには多数の学生や教職員のほか、イメージング研究センターの連携先であるニコン株式会社とニコンインステック株式会社の社員らも参加しました。
講演では、落合成行教授(工学部機械工学科)と三橋弘明講師(同生命化学科)、岡村陽介准教授(同応用化学科)、山花京子教授(文化社会学部アジア学科)、高尻雅之教授(工学部材料科学科)の5名が講演。次世代エンジン用に開発を進めている空気潤滑軸受の表面で生じている現象を解析した成果や、共焦点レーザー顕微鏡を使って筋疾患の発症メカニズムを可視化する研究、高分子ナノシートを応用した新規のイメージング技術などを紹介しました。講演会後には、ユーザー交流会を兼ねてアート イン サイエンスの表彰式を開催。研究成果講演会来場者による表彰で選ばれた5点の作品に優秀賞と最優秀賞が贈られました。
参加者からは、「他の研究者が機器どのように使っているのかを学ぶよい機会だった」「イメージングセンターに導入されている機器の可能性を再認識できた」といった感想が聞かれました。またアート イン サイエンスの受賞者は、「研究論文では、撮影画像をもとに作成したグラフなどを用いることが多いため、画像そのものを評価されることはありません。その一方で、画像を撮影するまでには多くの時間と労力がかかっており、アートとして評価してもらえたことで新たな達成感を得ることができました」と語っていました。