高輪キャンパスで3月25日に、2020年度秋学期学位授与式を挙行しました。今年度は大学院情報通信学研究科(修士課程)30名と情報通信学部288名、計318名に学位記を授与しました。午前中に2号館で行った式典には、bet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户感染症対策の一環で、学業や課外活動で顕著な成績を収めた学生に贈られる総長賞や篠原登賞、情報通信学研究科優秀研究賞などを受賞した学生20名が出席。その様子はオンラインでも配信されました。
式典では濱本和彦情報通信学研究科長?情報通信学部長から修了生や卒業生に学位記を授与。学位記は日本語版と、グローバルな時代で活躍する人材となるよう願いを込めて英語版があり、英文学位記は本キャンパスの318枚を含めたすべての学位記に山田清志学長が直筆で署名しています。式辞では山田学長がビデオメッセージで、英語で保護者らへの感謝を述べるとともに、コロナ禍の中で学生生活最後の1年を送らざるを得なかった卒業生たちを激励。「本学は、皆さんが地球市民として世界が抱えるさまざまな課題、そして新型コロナ感染拡大などのグローバルな問題に対処する準備をしてくれたと信じています。コロナ禍で大変な船出となりますが、bet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户で培った力でたくましく突き進んでください」と語りかけました。
続いて濱本研究科長?学部長より、「皆さんには卒業後も、近くの人や地域の人とかかわりを大切にしてほしい。通信技術の知識を養い、門出を迎えた皆さんになぜこのような期待をするのか不思議に感じる人もいると思います。インターネットが発達した現代では、遠くにいる人とも容易にコミュニケーションがとれるようになり、同じような考えを持った人と簡単に集まることができるようになりました。逆に言えば、近くにいる考えの違う人とはかかわる必要性が薄れているともいえます。考え方の相違から批判的な意見を受けることは決して楽しいことばかりではありませんが、自分を大きく成長させてくれますし、視野を大きく広げることにもつながります。ぜひ多様な考えを持って、社会で起きているさまざまなことに目を向け続けてください」とメッセージを送りました。式辞と門出の言葉では、研究科専攻長と学科長がマイクに向かい、学生たちにはなむけの言葉を送りました。午後からは研究科、学科ごとに教室を分け、卒業生一人ひとりに学位記が手渡されました。