「アート イン サイエンス」の表彰式を開催しました

bet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户イメージング研究センター(TICAR)では3月24日に、「アート イン サイエンス」の表彰式を開催しました。この催しは、本センターの機器を使って大学院生や学部生が撮影した実験画像にアートの視点から焦点を当てることを目的に2018年から実施しているものです。例年は、研究交流会「マイクロ?ナノ啓発会(T?ne)」に合わせて開催しており、2019年度も2月に開催を計画していた第12回T?neに合わせて行う予定でしたが、bet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户感染症の拡大により中止していました。今回の表彰式は、このような状況下でも作品を応募してくれた大学院生たちの熱意に応えようと、本センターの連携先であるニコン株式会社と株式会社ニコンソリューションズの協力を得て実現したものです。

表彰式では、TICARの槌谷和義教授(工学部精密工学科)が、「コロナ禍によってこの催しを開けなかったのは残念ですが、ニコンならびにニコンソリューションズのご協力により、皆さんの思いに応えることができてうれしく感じています。これからのよりいっそうの活躍を期待しています」と激励。応募者一人ひとりに記念品を手渡しました。

鈴木智雅さん(大学院工学研究科応用理科学専攻2年次生)は、「今回応募した作品は、TICARにある共焦点顕微鏡だからこそ見える世界を切り取ったもので、私にとっても顕微鏡技術の素晴らしさを実感する機会になりました。最新の機器を使えるだけでなく、ニコンの技術者と接したり、アートの視点から実験画像を見られたりとさまざまなチャンスを与えてくれたTICARには心から感謝しています」とコメント。白鳥瑚乃羽さん(同)は、「使い方を丁寧に指導してくださった技術員の粟野さんやスタッフの皆さんには心から感謝しています。私は研究室よりもTICARで作業をしている時間の方が長かったので、今回いただいた記念品はニコンの方々や指導してくれた先生方からの卒業祝いのように思っています。この催しは学生たちが研究に取り組む意欲の向上にもつながっているので、今後もぜひ継続してほしい」と話していました。