教育研究上の目的及び養成する人材像
『若き日に汝の思想を培え、若き日に汝の体軀を養え、若き日に汝の智能 を磨け、若き日に汝の希望を星につなげ』という創立者の精神に基づき、明日の歴史を担う強い使命感と豊かな人間性をもった人材を養成します。さらに、グローバル化し、価値観が多様な現代社会にあっては「常に 未来を見据え自らが取り組むべき課題を探求する力(自ら考える力)」、 「多様な人々の力を結集する力(集い力)」、「困難かつ大きな課題に勇気をもって挑戦する力(挑み力)」、「失敗や挫折を乗り越えて目標を実現していく力(成し遂げ力)」を身につけた自主的?創造的人材の輩出をもって、調和のとれた文明社会を建設することを本学の使命?目的とします。
3つのポリシー
1ディプロマ?ポリシー
本学では、専攻する特定の学問分野における基本的な知識を体系的に理解し、文理融合の幅広い教養を身につけ、学則に定める修了要件を満たすとともに、自らの考えをもち、時代の変化に合わせて積極的に社会を支え、改善していく自主性や創造性を身につけたと認められるものに学位を授与します。
上記の学位授与の方針を、本学の学修を通して身につけるべき社会的実践力「4つの力(12構成要素)」として下表のとおり設定しています。
社会的実践力「4つの力(12構成要素)」
2カリキュラム?ポリシー
本学が定めるディプロマ?ポリシーに基づき、以下に示す教育課程を編成し、実施します。
教育課程?学修成果
【区分Ⅰ】「現代文明論」(全学共通必修)(2単位)
文系?理系の領域を融合した幅広い知識と国際性豊かな視野を育成し、教養ある現代市民として調和のとれた文明社会の建設に大きな役割を果たせる人材育成の基盤となる、本学教育課程の核となる科目です。
【区分Ⅱ】「現代教養科目」(全学共通必修)(12単位)
現代教養科目は、基礎教養科目(「入門ゼミナールA?B」) 、発展教養科目(「シティズンシップ(現代社会と市民)」「シティズンシップ(社会参画の意義)」「地域理解」「国際理解」「現代教養講義」)、健康スポーツ科目(「健康?フィットネス理論実習」「生涯スポーツ理論実習」)で構成されています。基礎教養科目は大学での主体的な学び方や学科の専門への導入を目的とし、発展教養科目は市民としての教養につながる授業を展開します。健康スポーツ科目は健全な心身の保持増進を目的とします。
【区分Ⅲ】「英語科目」(全学共通必修)(4単位)
英語によるコミュニケーション力を培うため、英語コミュニケーション科目(「英語リスニング&スピーキング」「英語リーディング&ライティング」)を設定し、グローバル社会に対応し、国際的視野を獲得するための基礎となる英語力を育成します。
【区分Ⅳ】「主専攻科目(専門科目)」(学部学科設定)(76単位)
学部学科の専門科目です。大学で専門分野を修めるためには、順序立てた学修を行い、しっかりとした土台の上に高度な専門知識を積み上げ行くことが大切です。そのため、高校と大学との橋渡しを行う初年次教育科目から卒業論文?卒業研究までの全ての科目にグレードナンバーを設定するとともに、カリキュラム?マップ及び履修モデルを示すことにより、授業内容のレベルと自分の学修状況とを照らしながら段階的?系統的に学べるようにしています。
【区分Ⅴ】「自己学修科目」(全学共通?学部学科設定)(30単位)
多様な知識と複眼的な思考能力を修得することを目的として、全学共通科目、留学による単位認定科目、海外研修航海が設定されています。また、グローバル人材の育成を目的とした「英語グローバル?コミュニケーション副専攻」や6か国語(中国語、フランス語、ドイツ語、韓国語、ロシア語、スペイン語)を体系的に学ぶことができる副専攻、高度デジタル社会に対応するスキルを培う「社会ICT副専攻」など各種の副専攻も設定されています。
学修成果の評価方法
本学のディプロマ?ポリシーに示されている「知識?理解」「汎用的技能」「態度?志向性」に関して、GPAやジェネリックスキルに関する客観的評価等により、学修成果の評価を行っています。その集計結果は、本学のアセスメント?ポリシーに基づき、FD活動等をとおして教育の質向上のためのPDCAサイクルにつなげています。
3アドミッション?ポリシー
本学の「建学の精神」と教育理念に共鳴する以下の者を国内外から広く受け入れます。
- 大学で学ぶに相応しい学力を有し、明日の歴史を担う強い使命感のある者
- 豊かな心と健やかな体の育成に努めると共に、自分の個性を伸ばす意志のある者
- 時代の変化に合わせて積極的に社会を支え、社会に貢献する志のある者
さらに、大別された入学試験種別ごとのアドミッション?ポリシーは以下のとおりです。
【総合型選抜】
総合型選抜の入学試験は、「建学の精神」「アドミッション?ポリシー」を十分に理解していただき、学ぶ意欲や姿勢、入学後の対応力を評価する入学試験です。
この入学試験では、受験生の皆さんが今もっている知識や学力を学科試験だけで評価するのではなく、むしろ、皆さんが大学で教育を受けるのにふさわしい能力を備えているか、また、そのための準備ができているかについて、入学後の皆さんへの期待度とともに総合的に判断したいと考えています。そのために、各学科が面接を行い、皆さんの思考力、柔軟性、表現力、発信力などの可能性と基礎学力を含めた志望学科への適性を評価して入学者を選抜します。
【学校推薦型選抜】
学校推薦型選抜の入学試験は、「建学の精神」「アドミッション?ポリシー」を十分に理解していただき、学ぶ意欲や姿勢、入学後の対応力を評価する入学試験です。
この入学試験では、学校長等よりの推薦をうけて、本学を第一志望とし、志望する学部?学科?専攻?課程に対する理解と興味をもち、強い目的意識を有すると認められ、志望する学部?学科?専攻?課程に関連する学力に優れているかについて、入学後の皆さんへの期待度とともに総合的に判断して入学者を選抜します。
【学力選抜】
一般選抜、文系?理系学部統一選抜、大学入学共通テスト利用選抜など学力選抜の入学試験は、「建学の精神」「アドミッション?ポリシー」を十分に理解していただき、基礎学力を評価する入学試験です。
この入学試験では、志望する学部?学科?専攻?課程に関連する学力に優れているかについて、文理融合教育を行う建学の精神を踏まえて、英語?国語?数学?理科?社会等の多様な基礎学力を身につけているかを判断して、入学者を選抜します。
bet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户のアセスメント?ポリシー
bet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户では、ディプロマ、カリキュラム、アドミッションの3つのポリシーに基づき、大学全体レベル、学部?学科レベル、授業科目レベルにおいて、人材?能力育成目標及び学修成果等に関する評価を行います。
評価結果に基づき、教育の質向上に向けた各レベルにおけるPDCAサイクルにつなげていきます。
各ポリシー及び各レベルにおける具体的な評価の方法は、以下のとおりです。各評価方法を単独あるいは組み合わせることにより、適切な評価を行います。