インカレ出場 「悔いのない戦いを」
熊本キャンパス男女バスケットボール部が、9月6日から11月5日にかけて熊本キャンパス総合体育館などで行われた全九州大学リーグ戦に出場。男子部、女子部共に5勝5敗で4位となった。
今年度の男子部について、元炳善監督(文理融合学部准教授)は、「高さがないため、エリアの外からのシュート成功率を上げる練習に力を入れてきた」と振り返る。その練習は実を結び、大会3ポイント王を犬山咲人(経営学部3年)が獲得。チームの核でもある西将志(同4年)も優秀選手賞に選出された。元監督は、「練習の成果は発揮できたが、強敵相手でも逃げずに戦う姿勢がもっと必要」と前を見据え、西は、「目標としていた優勝に手が届かず、課題の残る大会だった。しかし、負けているときに選手同士でしっかりとコミュニケーションを取り、流れを取り返すなど成長を実感することもできた」と振り返った。
リーグ4位入ったことで12月2日から17日にかけて東京都?国立代々木競技場第二体育館などで行われている全日本大学選手権大会(インカレ)への出場権を獲得。グループステージで1勝1敗となり、惜しくもトーナメント進出はならなかった。
一方女子部は、インカレ出場権が3位までにしか与えられないため、惜しくも全国への切符を逃した。主将の森口朱音(同)を中心に、1年生も多く起用した今年度について元監督は、「1年生も頑張ってくれたが、少し思い切りが足りなかった。実力はあっただけに非常に残念」と振り返った。来年度に向けて、「今年の悔しさを生かして、東海らしいバスケットボールを一から作りたい。来年は九州優勝を目指す」と話した。(黒﨑)
新戦力も大きく台頭 来季こそ全国制覇へ
熊本キャンパスゴルフ部が、9月12、13日に宮崎レイクサイドゴルフ倶楽部で行われた九州学生連盟秋季リーグ戦で、男女そろって優勝を果たした。また、11月7日から10日まで石川県?片山津ゴルフ倶楽部で開催された常陸宮杯全日本大学選手権で男子が7位、女子が9位となった。
秋季リーグ戦は、2日間合計36ホールで行われ、上位4選手の合計ストローク数で順位が決まる。両日ともに5選手が出場し、男子は内藤滉人主将(経営学部4年)が2日連続で65の好スコアで回り、チームを優勝に導いた。女子は2日間合計580ストロークで、2位の長崎国際大学に21ポイント差をつけて優勝した。堀田廣樹監督は、「内藤主将の大活躍が優勝を決めた。チームを牽引してくれたおかげ」とたたえた。
迎えた選手権では、強豪相手に攻めのゴルフを貫くことができず、目標に掲げてきた大学日本一には届かなかった。内藤主将は、「日本一への気持ちがまだまだ足りなかった」と振り返り、「今回活躍した2年生がチームの主軸になるので、来年度こそは優勝してほしい」と期待を寄せていた。一方の女子は、初日に内藤舞美(文理融合学部1年)がチームトップの73で回る活躍を見せ予選を通過するも、優勝にはあと一歩及ばなかった。1年生ながらチームを牽引した内藤は、「全員で入賞を目指し、諦めずにプレーできた。来年は必ず優勝したい」と話した。(山本)