北條 芳隆
ホウジヨウ ヨシタカ
- 教授
- 学位:文学修士
基本情報
所属
- 文学部 / 歴史学科 考古学専攻
- 文学研究科 / 史学専攻
ジャンル
- 考古学
- 歴史?日本史
研究内容
考古学を素材に景観史を考える
私は前方後円墳の時代を素材に、日本列島に生きた人々が周辺景観にどのような意味付けを与えたのか、といった認知の問題を考えている。とくに現在は神話との関係に焦点を当て、遺跡の軸線と過去の太陽や星の運行との関係を探っている。
詳細情報
研究キーワード
- 景観史学
- 考古天文学
- 腕輪形石製品
- 前方後円墳
- 日本考古学
研究分野
- 人文?社会 考古学
委員歴
- 日本考古学協会 埋蔵文化財保護対策委員会 事務局長
- 考古学研究会 常任委員
論文
纒向古墳群と周辺景観
吉野ヶ里遺跡の祭祀と北限の満月
東の山と西の古墳
書籍等出版物
- 社会進化の比較考古学?都市?権力?国家?
- 考古学講義
- 古墳の方位と太陽
- 古墳時代の考古学(4)副葬品の型式と編年
- 古墳時代の考古学(7)内外の交流と時代の潮流
- 古墳時代の考古学(3)墳墓構造と葬送祭祀
- 西表島の初期水田と津波痕跡
- 網取遺跡?カトゥラ貝塚の研究—沖縄県西表島所在の先史時代貝塚?近世集落遺跡の発掘調査
- 東四国地域における前方後円墳成立過程の解明
- 考古資料大観 9 石器?石製品
- 古墳時代像を見なおす
講演?口頭発表等
- 稲作暦と稲束からみた古墳時代の成立過程?景観史と経済史の視点から?
- 吉野ヶ里遺跡南北両内郭の評価をめぐって
- 平原から纒向へ
- 吉野ヶ里遺跡と北限の満月
担当経験のある科目
- 考古学研究法
- 古墳時代講義
- 日本考古学概説
- 考古学概説
所属学会
- 長野県考古学会
- 考古学研究会
- 日本考古学協会
共同研究?競争的資金等の研究課題
天体景観への認知と祭祀および暦の生成に関わる考古天文学の展開
人工的環境の構築と時空間認知の発達
天文学との連携にもとづく考古学?古代史学研究法の構築
水稲農耕民が生み出した二次的生態系の生成と消滅に関する考古学的研究
農耕民の人為景観化と民俗方位生成の相互作用に関する研究
先島地域の狩猟採集社会および農耕社会における人間と環境との相互作用の解明
前方後円墳のシステム型理解にもとづく古墳時代の情報学的復元
前方後円墳の形態比較システム構築にかんする研究
前方後円墳ネットワークの情報処理的導出
沖縄県.八重山地方の先史時代遺跡にかんする研究
関東地方における前方後円墳の分布情勢に関する研究
前方後円墳の終えんに関する研究
西日本における前方後円墳消滅過程の比較研究
前方後円墳の成立過程に関する研究
東四国地域における前方後円墳成立過程の解明
副葬品および副葬品行為の構造的把握と地域比較にもとづく古墳祭祀の復元
デルタにおける古代の開発に関する地図的情報の収集と解析(庄図の残る吉野川下流域の場合)
古墳成立期における朱を用いた祭祀行為の実態把握と地域比較
石釧の出現と展開に関する型式学的研究
社会貢献活動
- 神奈川県寒川町文化財審議委員会
- 伊勢原市文化財審議委員会
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お問い合わせ先
取材に関するお問い合わせ
学長室(広報担当)
Tel. 0463-63-4670(直通)