小山 晶子
オヤマ セイコ
- 教授
- 学位:博士(政治学)
基本情報
所属
- 国際学部 / 国際学科
- 教養学部 / 国際学科
- 人間環境学研究科 / 人間環境学専攻
研究と関連するSDGs
研究内容
ヨーロッパにおける多様性と統一に関する挑戦に学ぶ
ヨーロッパでは、難民の到来や欧州連合(EU)域内における人の自由移動などを背景に、 共生をめざすための移民の社会統合は、最も重要な課題の一つとなっている。歴史的な移民受入れ国では、公教育が社会統合に果たす役割に着目し、移民に対する特別な教育政策を実施してきた。さらに、EUレベルにおいても移民の統合政策が推し進められている。このような状況をふまえて、歴史的な移民受入れ国である英仏の事例が、他の加盟国にとってモデルとなり得るかについて、公教育政策に特に着目しつつ考察している。
詳細情報
研究分野
- 人文?社会 政治学
書籍等出版物
- コロナ禍に世界の学校はどう向き合ったのか : 子ども?保護者?学校?教育行政に迫る
- 学校を離れる若者たち : ヨーロッパの教育政策にみる早期離学と進路保障
- 変わりゆくEU : 永遠平和のプロジェクトの行方
- ヨーロッパにおける移民第二世代の学校適応 : スーパー?ダイバーシティへの教育人類学的アプローチ
- 岐路に立つ移民教育
- EUの規範政治
- 国民国家構築と正統化 : 政治的なものの歴史社会学のために
講演?口頭発表等
- イングランドにおける追加言語としての英語(EAL)学習者への支援の変容 - EALカテゴリの問い直しに着目して -
- コロナ禍のイングランドにおけるEAL学習者への支援(追加言語としての英語) ―リーズ市の事例から―
- イングランドにおけるEAL学習者への支援の現状: 保守党政権下の取り組みに着目して
- イギリス連立政権下における移民の子どもに対する教育政策の転換―アカデミー政策と地方当局の権限低下による影響
- 欧州難民危機と仏英における子どもの学習権保障
共同研究?競争的資金等の研究課題
欧州のマルチレベル行政協力の実態調査-命と生活に関わる領域でのEUの新たな試み-
ヨーロッパにおける移民の社会統合と公教育-英仏事例の比較研究とEUー
中等教育の生徒が早期離学?中退?進路変更する要因と対策に関する国際比較研究
EUの規範パワーの持続可能性に関する実証研究
文化的多様性を前提とし活かした教科教材の開発:移民受入れ先進国との比較を通して
ヨーロッパにおける多様性のなかの統合を目指す多文化教育(仏英比較研究)
日仏英独における移民の学力保障に関する比較教育研究
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学長室(広報担当)
Tel. 0463-63-4670(直通)