本専攻では、生物学の現在や技術者?研究者への道筋を学ぶ「共通科目」や、動物学を中心とした分類体系と
それを取り巻く環境及び生命現象の数学的アプローチ法を学ぶ「基礎科目」の学修により幅広い専門知識の基
盤を築いた上で、個々の動物の生理?繁殖機構を学ぶ「生命科学科目」や、動物群の分布?行動?進化?動態
を学ぶ「生態科学科目」の学修により高度な専門知識と応用能力を身につけます。これらの学修を通じて、生
物多様性の保全や生物資源の持続的利用に主体的に取り組める研究者?技術者の育成を目指します。
修了生の主な研究テーマ
- 絶滅危惧種クマゲラの環境選好性に関する研究
- スズメ目鳥類の卵表面を覆う脂質の機能の解明
- 鳥類の抱卵行動が子の生存に及ぼす影響
- 森林性鳥類の蠕虫感染リスクの種間比較
- 日本列島におけるコウモリ類の分布特性の解明
- ナマコ綱にみられる夏眠に関する生理生態学的研究
- 肉食性腹足類の生活史特性と摂餌行動に関する研究
- 海洋表面マイクロ層における微細藻類由来物質の蓄積と分解機構の解明
- 人工心臓による重症心不全治療法開発に関する研究