化学専攻では、化学の分野の基本である物理化学、無機化学、有機化学、分析化学の4つの分野と、その応用分野としてコンピュータ化学、環境化学、生命有機化学、生化学、素材化学の各分野を研究の対象とする教員を配置し、基礎から応用まで幅広い分野のニーズに応えられるよう体制を整えています。さらに、高度な専門教育を受けた高校教員を目指す大学院生のために、教育化学の専門分野も開設しています。正しい倫理観、歴史観、世界観をもったスペシャリストになるために、専門分野だけでなく幅広い分野について学ぶことを奨励しています。21世紀の化学の分野を担う人材を養成することを目標としています。
<化学科教員からのメッセージ>
化学は物質に関する学問であり、ありふれた日常から最先端の研究まで、それらを物質として捉えて考えます。化学専攻での学修や研究が分かる1分間のプロモーション動画(化学科?化学専攻共通)をぜひご覧ください。
<化学専攻就職状況>
2017年度~2021年度
主な就職先
日亜化学工業株式会社、日本電子株式会社、中外製薬株式会社、関東化学株式会社、岩手県庁、中学校(宮城県)、日本乳化剤株式会社、ニチコン株式会社、株式会社島津アクセス
化学専攻2年間の学費
化学専攻の学費は2022年度大学院入学者の実績で、
2年間で合計1,792,000円(入学金200,000円、授業料年額796,000円)です。
この他に諸経費が掛かります。bet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户出身者は入学金が免除となります。
修了生の主な研究テーマ
- アップコンバージョン蛍光体の高機能化に向けた新規母体探索および発光プロセス調査
- 結晶サイト工学に基づいた新規希土類賦活複合酸化物蛍光体の発光波長予測と制御
- 有機テルロキサン化合物の合成と反応性に関する研究
- 有機テルル化合物を用いたオレフィンのエポキシ化
- 実験的急性腎障害モデルでのカルノシン代謝を指標とした黄耆の薬効解析
- ヒト皮膚表面から放散する微量生体ガスを用いた飲酒検知手法の検討
- ヒト皮膚ガスの放散メカニズムに関する研究
- 加熱式たばこ主流煙エアロゾルの物性?化学的性状に関する研究