国際文化学部 地域創造学科 植田ゼミナール(担当教員:植田 俊 助教)に所属する学生を中心とする有志グループが、11月21日(土)札幌市の南沢福祉会館ホールで「あそびで、まなび?~アウト?メディア?プロジェクト~」を開催し、52名の児童?保護者が参加しました。
本活動は、テレビゲームやインターネット、スマートフォンなどの「ITメディア」が中心となってしまいがちな子どもたちの「遊び」(生活)を見直し、その改善をめざすことを目的としています。今回は、ヨーロッパ玩具?木玩具のお店「キンダーリープ」様(小樽市)にご協力いただき、小学生とその保護者を対象として、木玩具や昔あそび体験を通して、子どもの発育?発達における玩具(遊び)の意義についても学びました。
このプロジェクトは、北海道内の子どもたちに望ましい生活習慣を定着させることを目指して、”ノーゲームデー”の制定などを呼び掛けている「どさんこアウト?メディア?プロジェクト」(北海道教育委員会)など、道内の各自治体に拡大?定着しつつある教育の取り組みに呼応する形で展開しています。
植田助教は、「皿回しができた児童が他の友達に『コツは棒の方を回すこと』と教えていたのが非常に印象に残っています。自分なりの言葉で説明することほど、内容を相手に伝えられるものはありません。それを自ら経験した児童、それを目の当たりにしたbet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户々そして大学生たちは、自らの『体験』や『経験』が仲間をつくったり人と協力する関係をつくったりする際の力の源になることを感じとってくれたのではないでしょうか」とイベントを振り返ります。
植田助教は「今後も「キンダーリープ」様と協働して、アウト?メディア?プロジェクトを札幌市南区内で展開していく予定です。この活動を通じて、各地域において「教育」全体を見直す契機を生み出すこと、また将来教職に就くことを希望して学んでいる大学生たちに、児童?生徒、そして保護者や現場の教員と触れ合う機会を作りたい」と語っております。