熊本校舎で11月1日から3日まで、第50回九州キャンパス建学祭「欅祭」を開催しました。今年度のテーマは「Progress~祭りを取り戻せ!~」です。「前進する」という意味の「Progress」には、コロナ禍の影響で制限の大きかった前年より少しでも前に進みたい、コロナ禍以前より活気のあるキャンパスをつくりたいという欅祭実行委員会の思いが込められています。
初日は「欅祭開催式」に続いて「スガリンピック(運動会)」を実施。学生サークルや研究室の模擬店、教室展示を始め、豪華賞品が当たるビンゴ大会も盛り上がりを見せました。2日目は「コスプレ大会」や「カラオケ大会」のほか、「阿蘇ハーフウェイ」のライブなど、日ごろの成果を披露するステージ企画も行いました。最終日は実行委員会が農学教育実習センターの技術職員のサポートを受けて製造したハムやベーコンといった加工品とサトイモやサツマイモなどの「農産物?加工品販売」に朝から長蛇の列ができ、模擬店では職員による地元の食材を使った食事の提供や、大学と農家が一体となって地域農業の振興?推進に貢献することを目指すモニター農家による「miniマルシェ」などが人気を博しました。ステージでは地域住民や付属熊本星翔高校チアリーディング部と吹奏楽部などが演奏や演舞を披露し、ジェスチャーゲーム「イーストブルー」も実施。芸能人ライブでは「おかずクラブ」「レインボー」「もっこすファイヤー」が登場し、会場が笑いに包まれました。夕方からは「熊本ハーフウェイ」のライブ、「肥後真狗舞」のよさこい演舞など多彩な企画を行い、後夜祭での実行委員のあいさつを持って閉幕となりました。
実行委員長の野口大斗さん(経営学部3年次生)は、「3年ぶりの対面開催となり、手探りで準備をしてきましたが、コロナ禍以前を知る職員の皆さんにも助けてもらいながら形にすることができました。学年をこえて協力し合い、3年間失われていた青春を取り戻せたように感じています。50回の節目を迎え、ここから新たな一歩を踏み出していきたい」と話しています。