湘南キャンパスで大学院を対象とした2024年度秋学期学位授与式を挙行しました

湘南キャンパスで3月24日に、大学院を対象とした2024年度秋学期学位授与式を挙行しました。各キャンパスにある大学院各研究科から博士学位取得者21名(課程博士16名、論文博士5名)、湘南、品川、伊勢原の大学院修士課程から修士学位取得者392名が卒業を迎えました。2号館大ホールで実施した式典では、松前義昭学長から学位記を、各研究科長からメダルを授与しました。なお、25日には湘南で学部を対象とした学位授与式を行っています。また、本学では19日に熊本、21日に札幌、23日に静岡の各キャンパスでも学位授与式を挙行し、大学院生も多数が卒業しました。

松前学長は式辞で、大学院生らの指導にあたった教員や保護者の皆さんへの祝辞を述べるとともに、創立者?松前重義が掲げた文理融合の理念を解説。「21世紀は科学と倫理の葛藤の時代となると言われていますが、新しい文明の創造にとって、今後は科学技術と関連して、人文科学の分野も大きな役割を担うべきだと思っています。その中にあって、皆さんが新しい文明の道を切り拓き、活力を生み出す、指導者や研究者、または知識人として活躍されていくことを期待しています」とエールを送りました。

修了生代表による謝辞では、大学院体育学研究科体育学専攻(博士課程)を修了した清水幹弥さんが登壇。「この場にいる修了生はそれぞれがこのbet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户大学院において、自ら解決すべき課題を見出し、探求を続けてきました。その一つの節目として今日この日を迎えています。大学院での研究の日々は決して平坦な道のりではありませんでした。研究とは、新たな地を創出する営みであり、その過程には数多くの困難が待ち構えています。仮説が思うように証明されず、実験や調査が計画通りに進まないこともありました。しかし、そうした困難に直面するたびに、先生方や仲間たちと議論を重ね、試行錯誤を繰り返しながら一歩ずつ前進することができました。この経験は何にも代えがたい財産となりました。社会はかつてない変革の時代を迎えています。複雑な課題に直面する現代の私たちが、大学院で培った困難を乗り越える力や、異なる立場の人々と対話しながら問題解決を図る姿勢は大きな力となることを確信しています。私たちは、bet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户が掲げる『調和のとれた文明社会を建設する』という理念を胸に刻み、専門分野のみならず、広い視野を持って新たな挑戦に向かって歩み続けます」と力強く誓いました。