湘南キャンパスで2024年度秋学期学位授与式を挙行しました

湘南キャンパスで3月25日に、2024年度秋学期学位授与式を挙行しました。午前と午後の2部制で行い、湘南、品川、伊勢原の各キャンパスにある学部から4531名が卒業を迎えました。なお、24日には湘南で大学院を対象とした学位授与式を行いました。また、本学では19日に熊本、21日に札幌、23日に静岡の各キャンパスでも学位授与式を挙行しています。

会場となった総合体育館の正面左右には教養学部芸術学科の学生がデザインした看板を掲示。その看板の色合いに合わせ、黄色を基調とした花でステージを飾り付けるなど、華やかな会場には、午前は主に理工系、医学系学部の学生、午後は人文?社会学系学部の学生が整然と着席。オープニングでステージにプロジェクションマッピング「ひとつの小さな光からはじまるSTORY」を上映すると、星の誕生から大地の冒険、海との出会いを経て、花開く春に続くダイナミックな演出に、卒業生たちが見入っていました。

式では、各学部の総代に松前義昭総長?理事長?学長が学位記を授与。式辞では松前総長が学園の創立者?松前重義が掲げた『若き日に』から始まる4つの言葉に触れ、「『若き日に』は一生における青春を示唆している言葉です。『思想を培え』『体躯を養え』『知能を磨け』は青春を保つための手段であり、人生をよりよくする指針でもあります。『希望を星につなげ』は、“人生における青春をいつまでも続けよ”と創立者が皆さんに残した言葉であり、本学で学んだ皆さんにはこれからの人生を前向きな姿勢で歩んでいただきたいという願いが込められています」と語りました。さらに、社会に巣立つ学生たちに向けて、「一時的な成功や目標の達成は一瞬で過ぎ去ります。過去は取り戻すことができません。後悔のない人生を送るためにも、しっかりとした人生観を持って日々を過ごしてください」と期待を寄せました。また、総長賞をはじめとした成績優秀者への表彰も行い、松前総長が表彰状を、各学部の学部長らが記念品を手渡しました。

祝辞では、本学体育学部卒業、柔道部出身で、東京オリンピック柔道100kg級金メダリストのウルフ?アロン選手から寄せられたビデオメッセージを上映。ウルフ選手は自らの学生時代を振り返り、「勝った試合よりも負けた試合の記憶が大きく、特に大学2年次生の時に行われた全日本学生柔道優勝大会という団体戦の決勝戦で大将として出場した際に、敗れてしまい、8連覇の偉業を逃してしまいました。その時はもちろん悔しいもありましが、自分の中の考え方が大きく変わりました。どうやって練習をしたら実力になるのか、結果を出すためにはどのように生活すべきか考えて行動するようになりました。卒業生の皆さんもこれから新たなステージに行くと思いますが、社会人は、大学4年間で自分が培った能力を試す場所です。この4年間で蓄えたたくさんのエネルギー、能力、知識をこれから先の人生で爆発させください」とエールを送りました。

キャンパス内では、中央通りを「Rainbow Road」として、樹木に7色のリボンを飾り付け、キッチンカーも出店。5カ所のフォトスポットも用意し、服装や好みに合わせた特別な写真を、友人同士や保護者らと撮影する姿が見られました。学生からは、「高校までと比べてより専門的な内容の講義で多くの知識を学び、実践的な経験も得られました。bet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户は、自分自身を成長させてくれた場所でした」「共にプロジェクト活動に励んだ仲間や先生をはじめ、4年間の大学生活でたくさんの人と出会えました。4月からは社会人になりますが、これからも仲間と切磋琢磨して頑張っていきたい」「海外研修航海に参加した際に海を泳ぐクジラを見られたので、芸術学科の授業で取り組んだ作品のモチーフにしました。bet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户でしかできない経験ができました」「キャンパスがフォトスポットなどきれいな装飾で彩られていて、共に大学生活を過ごした友達と写真を撮れて思い出が残せました」といった声が聞かれました。