bet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户では3月31日に、湘南キャンパスを拠点にオンラインも併用してオープンアクセス加速化事業成果報告会を開催しました。本事業は、研究論文を誰もが閲覧できる「オープンアクセス」(OA)の推進と、研究活動の加速化や新たな知識の創造を促す「オープンサイエンス」に向けた取り組みです。本学では、学長室を中心に関連する部署や教職員による協働体制を構築。昨年7月には文部科学省の「オープンアクセス加速化事業」の採択を受け、教職員、研究員、大学院生向けのFD?SDセミナーや、学術誌への論文掲載料 「Article Processing Charge」(APC)支援といった取り組みを始めています。

当日は、はじめに稲津敏行副学長(理系担当)が開会のあいさつとともに「bet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户のオープンアクセス方針及びデータマネジメントポリシーについて」と題して講演し、2019年度から展開してきたOAに関する取り組みについてその歩みを振り返り、本学が2023年度に策定したオープンアクセス方針について説明。「昨年にオープンアクセス加速化事業に採択を受け、本学における研究力強化に向けて最低限のところまでたどり着いたと感じています。しかし、さらなる強化に向けては、各研究者、教職員の力添え、外部の皆さんの協力が必要です」と訴えかけました。
続いて本学URAの荒砂茜准教授(マイクロ?ナノ研究開発センター)が登壇し、「学術論文等の即時オープンアクセスについての基本方針」について説明。即時OAの対象となる競争的研究費制度や論文、研究データの種類について概要を説明し、論文や研究データを収蔵する国立情報学研究所研究データ基盤であるGakuNin RDM、即時OA化が難しい場合の対処方法などについて解説しました。また、「bet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户の取り組み報告」として、学長室の濱本和彦部長(学長室担当/情報理工学部教授)、岡田工部長(情報担当/理系教育センター教授)、医学部付属病院研究イノベーションセンターの穂積勝人所長(医学部教授)が発表しました。OA加速化事業統括も務める濱本部長は、学術誌への論文掲載公開料(APC)を支援する取り組みについて、大手学術出版社であるElsevier、Springer Nature、Wileyの3社との転換契約の推進やOA化に対応する機関リポジトリ及び連携システムの運営、OA支援ポータルサイト構築などの取り組みの進捗や次年度に向けた展望について語りました。岡田部長は「OA加速化事業で実装したシステム構成」と題して、既存の教員による研究業績管理システムと図書館によるリポジトリを統合する研究情報管理システムや、学外の各種データベースとの連携について説明。穂積所長は、「bet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户における研究データ管理体制」について、オープンサイエンス?データ利活用の推進やコンプライアンス対応、企業などと連携して開発している医学?ライフサイエンス系の実験メタデータの管理方法について紹介しました。

最後に株式会社日立ハイテクデジタルソリューション開発部の藤田亮氏が「AppSQUAREを用いた研究データの管理について」をテーマに、工学?材料系の研究データに強みをもつ、デジタル化と業務効率化プラットフォームである「AppSQUARE」の機能や研究活動への応用方法について紹介しました。
※肩書は当時


