bet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户の山田清志学長が11月11日に東京?大手町の日経ホールで開かれた「日経地方創生フォーラム アフターコロナの地方創生 具体的事例から考える持続可能な経済循環」(主催=日本経済新聞社、後援=内閣府)で講演しました。このフォーラムは、日本が直面し、地方にとってもより深刻になっている超高齢化や人口減少といった課題の解決のために、各自治体が企業、大学、地域団体等と連携して推し進めている地域産業の活性化と競争力強化による地方創生について、さまざまな自治体や政府の関係者、識者が議論し、革新的な事例を発信するものです。
山田学長はセッション1「大学が果たす地方創生」に登壇。本学が日本各地に設置している各キャンパスにおける特徴的な取り組みについて紹介しました。まず、2016年4月の熊本地震で被災した阿蘇実習フィールド(旧?阿蘇キャンパス)の敷地と農学部で培ってきた知見を活用し、熊本県やくまもと阿蘇県民牧場と連携して設置が進められている「ザファーム阿蘇」や、23年4月の開設を目指して建築が進んでいる臨空校舎の概要を解説。続いて、静岡キャンパスの海洋学部で地域と連携して開発を進め、日経新聞NIKKEIプラス1紙面の「何でもランキング」で1位になったことで話題になった「静岡おでんカレー」をはじめ、静岡県内の伝統食を生かした「塩かつお飴」、学生が静岡名物「黒はんぺん」から着想して静岡県内の企業3社と共同で開発した「黒はんメンチ」などを紹介しました。
さらに、総合大学としてのリソースを活用し、東京都と連携して船でしか訪ねることのできない父島?小笠原村におけるワクチン接種に向けた本学の海洋調査研修船「望星丸」と医学部付属病院のスタッフ派遣や、他大学との連携、本学が神奈川県内の3市3町(平塚市、秦野市、伊勢原市、大磯町、二宮町、中井町)や企業、団体と連携して設立した一般社団法人「Kanagawa Wellness Corridor」(KWC)の活動について語り、「本学は東京、神奈川の首都圏にある大規模大学であると同時に、地方キャンパスにも全体の2割にあたる6000名もの学生が学んでいます。この環境を生かした地方創生への貢献は本学の大きな使命と考えています」とまとめました。