農学部で「アグリ実学スキルアップ支援プログラム(略称:アグラップ)」の受講者への受講証の授与が4月21日に行われました。
このアグラップは2013年度九州キャンパス教育活動支援プログラムとして農学教育実習場の技術職員が講師となり開講した課外実習プログラムです。正課実 習科目を受講し、さらに実践的な知識や技術を身に付けたいと考えている内発的動機づけの高い学生に対し、主体的に実学スキルの向上を図る機会を与えようと 企画したものです。「実学を尊重し、学んだ理論を社会で実践する能力」を育てることをポリシーとする農学部ならではの取り組みです。この教育プログラム は、栽培技術関係(果菜、花卉、果樹、ハーブなど7コース)、家畜飼養技術関係(家畜飼育管理1コース)、食品加工技術関係(乳製品、肉製品、農産加工製 品など6コース)、農作業安全講習関係(刈払機、トラクター、農業機械管理整備など7コース)の4つの分野21のコースから構成され、63名の学生がのべ 300コース(平均4.8コース/人)を受講しました。
受講者には村田達郎農学部長直筆の「農」の文字が中央に大きく印刷された受講証が授与されました。農業機械作業安全講習コースの修了者には学内での作業時に必要となる講習修了証もあわせて授与されました。
受講学生へのアンケート調査からは、非常に満足度が高く、「挑み力」や「成し遂げ力」などの能力を伸ばすことに結びついたと答えた学生の割合が多いことが わかりました。アグラップは、農学部学生のより主体的なスキルアップの場になるよう工夫を積み重ねながら今年度も引き続き開講される計画です。