8月29日?30日の2日間、那覇市で「全国大学附属農場協議会 九州地域協議会」が開催されました。これは大学の付属農場(実習センター)の教育?研究の機能をいっそう高めるために、毎年勉強会を兼ねて開催されているものです。
このなかで「技術職員 教育?研究発表会」が行われ、本学職員の中野祐志 技術員が発表した【「実習やり足りないぞ!」の声に応えてー正課外実習「アグリ実学スキルアップ支援プログラム」】が最優秀賞を受賞しました。
「アグリ実学スキルアップ支援プログラム」(通称 アグラップ)とは、正課の実習に加えて、さらに実践的な技術?知識を身につけたいという学生を対象に、作物栽培、動物飼育、食品加工、農業機械の安全な操作法を課外の実習として習ったり、さらには、一般市民を対象とした講習会の助手を務めることで自分の知識を人に分かり易く説明する、といった計5つのプログラムから自由に選んで参加できるようにしたものです。農学教育実習センターの技術職員を中心に、農学部全体で取り組んでいる正課外教育で、昨年度からは「九州キャンパス長推進プロジェクト」の1つにもなっています。
今回の受賞は、実践教育を重視し、充実した正課の実習に加えて、さらに課外でも多様なプログラムを提供する本学農学部の取り組みが高く評価されたものです。
なお、今回の全国大学附属農場協議会九州地域協議会では、昨年4月の熊本地震で被災した本学農学部への、教育活動での支援についても議論して頂きました。