建築都市学部建築学科と大学院工学研究科建築土木工学専攻では1月16日に湘南キャンパスで、「2024秋セメ計画系総合講評会」を開催しました。秋セメスターの各授業で設計?制作した作品ついて学生がプレゼンテーションし、教員が講評するものです。
「建築デザイン4」の授業の履修学生たちは小田急線?下北沢駅周辺をフィールドにした課題などに取り組んだ成果を報告。「地域デザイン演習」の授業では「心地よい都市空間の分析と評価 代官山ヒルサイドテラス」と「地区開発計画:郊外住宅地の更新と魅力ある住空間の創出」の課題に取り組み、それぞれ成果を発表しました。また「建築デザイン設計2」の授業では4つの課題に対して学生が制作した作品について説明。建築空間における光の制御方法について理解を深めることを目的に真っ暗な箱の中に作品を作る「光の空間」、紙を用いて子どもが座れる椅子を考える「小さなイス―構造とデザイン―」、魅力的な移動空間をデザインする「空間のための階段」、湘南キャンパス内で気になる場所の価値を生かして空間デザインを考える「価値の転換:『場』から生まれる『コト』をデザインする」のテーマで、それぞれ多彩な作品が並びました。
また、岩﨑克也学部長と研究室の学生が、学長室施設設備担当の職員と共に湘南キャンパスに学生の憩いの場を作る「Mi-3プロジェクト」についても説明。3月上旬から6号館B棟1階で家具を組み立てる計画も発表しました。終了後には懇親会も実施し、教員と学生が各作品について意見を交わし、それぞれの教員から個人賞も贈りました。