生物学部生物学科では、9月11日から16日まで沖縄県?西表島で「亜熱帯生態系フィールド実習」を行いました。これは2年次生を対象に開講している科目で、亜熱帯の生物が形成する生態系の成り立ちについて、調査実習を通じて体系的に学ぶことを目的にしています。
履修した23名の学生は、珊瑚礁からマングローブ林、亜熱帯の森林までを連続的に観察し、森と海との繋がりや再生可能な自然について、カヤック、シュノーケリング、登山体験などを通して学びました。また、西表島に生息する哺乳類、鳥類、昆虫、両生爬虫類などを観察し、その生態を記録するなど実践的な実習を行いました。
引率した河合久仁子准教授は、「天候にも恵まれ、沖縄地域研究センターの手厚いサポートや地元の方々のご協力により、大変充実したものとなりました。日を追うごとに学生たちの目の色が変わっていきました。実際に自分たちで体験し、見て感じたことを通して多くの事を学ぶことが出来たのではないかと思います」と話しています。