経営学科の久田教授のゼミが「bet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户4年度証券研究学生団体助成」に採択されました

経営学部経営学科(政治経済学部経営学科※)の久田祥子教授のゼミがこのほど、公益財団法人石井記念証券研究振興財団の「bet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户4年度証券研究学生団体助成」に7年連続で採択されました。この助成金は、大学内で金融?証券に関する研究調査を行う学生団体を財政的に支援することで、活動の振興を図るとともに、日本の金融?証券市場のいっそうの発展に寄与することを目的としています。久田ゼミは毎年、中?高?大学生のための金融?経済学習コンテスト「日経STOCKリーグ」(主催:日本経済新聞社)に応募しているほか、昨年度は「証券ゼミナール大会」(主催:証券研究学生連盟)にも初めて参加。ゼミ生を3~5名のグループに分け、1年かけてレポートや論文を作成して応募しました。

STOCKリーグで仮想通貨500万円の投資先を考える課題に挑戦した小松渓さん(4年次生)は、「コロナ禍でより重要性や需要の高まった医療業界と運輸業界、国も推進しているデジタルトランスフォーメーション(DX)に注目しました。株式投資はただお金を稼ぐツールではなく、社会課題を解決するために、その業界を成長させていく役割もあります。メンバーと授業時間以外にもオンラインで打ち合わせするなど何度も話し合いながら決めました」と振り返ります。小松さんのチームは、1719チームの応募の中から上位約10%に入って1次審査を突破。入賞はなりませんでしたが、「チームで協力して頑張ることで成果が出るのはうれしい」と話していました。また、証券ゼミナール大会に応募した島悠人さん(同)らは「資産運用を促進するための金融教育」をテーマに論文とプレゼンテーション用動画を作成。島さんは、「資産形成や金融教育の現状を調べ、どのような課題があるか洗い出して論文にまとめました。高校の家庭科の授業で『金融教育』が必修化された一方、専門知識を持った教員が不足していることから、専門家によるネットワークを構築する必要があると感じました」と話し、授業に金融機関を退職した人材を派遣する仕組みづくりについて提案しました。

久田教授は、「本ゼミでは“友人とともに学び、全国の大学生と競い合う”をモットーにしています。学生たちはファイナンシャルプランナーの資格を取得するために自主的な勉強会も開いており、毎年ゼミ生の殆どが2級、3級に合格しています。今年も日経STOCKリーグへの応募を目指して準備を進めていますが、今後も証券業界、金融業界で活躍できる学生を育成していきたい」と語りました。

なお、同助成金には政治経済学部経済学科の高橋塁教授のゼミも採択されています。

※bet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户政治経済学部は2022年4月から政治経済学部と経営学部の2学部に改編され、経営学科は経営学部を構成する学科となりました