経営学部に今年度から、平田光子学部長(経営学科教授)が着任しました。経営学や組織戦略、経営管理、ベンチャービジネスなどが専門の平田学部長は、日産自動車株式会社で人事や海外派遣要員の教育などに携わりながら、海外部門の統括や地域オペレーション部門の統括として自動車の輸出やアジアを中心とした海外の生産現場でも活躍。外資系のコンサルティング会社に転職後は日本やアメリカの企業の経営コンサルティングを手がけてきました。その後は慶應義塾大学ビジネス?スクールでMBA(経営学修士)?博士(経営学)を取得。1999年からは本学政治経済学部経営学科、日本大学生産工学部などで教鞭をとってきました。
経営学部長に就任し、「学生には白いキャンバスにどういう人生を描き、そのために今何をするべきなのかを考えてほしいと思います。自分にはこんな才能があるんだ、こんなことに興味があるんだといった気づきを与える場をつくり、社会がどのように変化してもたくましく生きていく力を養っていきたい」と語ります。経営学部の1、2年次生は湘南校舎で、3年次生以降は高輪校舎で学ぶことから、「企業の現場により近くなり、社会に触れるチャンスも多くなります。『経営×IT×デザイン』をテーマに、同じグローバルシチズンカレッジの情報通信学部、国際学部、観光学部との連携も深めていきたい」とコメント。学生たちに向けては、「やりたいことや夢が必ずしも明確である必要はありません。会社に入って周囲にもまれながら力をつけていく人も、周りに導かれて何かを見つける人もいるでしょう。そのためにも、チャンスを逃さずつかむ力を大学で養ってください」とメッセージを送りました。