経営学部経営学科に今年度から、鬼塚雄大講師が着任しました。目標達成に向けて、会計情報を基に組織を方向付けて導く管理会計を専門とし、今年度は「管理会計論」「経営分析論」「アカウンティング&ファイナンス入門」「簿記論」の講義に加え、3、4年次生の「ゼミナール」を担当しています。
鬼塚講師は武蔵大学経済学部経営学科を卒業し、慶應義塾大学大学院商学研究科修士課程、同後期博士課程を修了後、同研究科助教、明海大学経済学部講師などを経て今年度着任しました。専門の管理会計については、「組織や企業経営の中心が管理会計であると言っても、就職前の学生にはピンと来ないかもしれません。しかし、ある部活動が全国大会で優勝するという目標を持って、全員が同じ方向を向いて頑張るためにはどうしたらいいのかを考える、そのためのサポートをすると置き換えればわかりやすいのではないでしょうか」と語ります。「管理会計は実学なので、ゼミナールなど少人数の授業ではできるだけフィールドワークを取り入れ、現場を見てもらいたいと考えています。座学で理論を学び、現場に出て、その理論が本当に正しいのか、自分の肌身で感じてほしい」と話しています。
学生たちに向けて、「就職活動になると、“やりたいことがわからない”という学生が多くいますが、まずはやりたくないことを考えてみてほしい。できる、できない、やりたい、やりたくないという4つの軸で考えると、意外と自分自身の考えが見えてくるものです。4年間という限られた大学生活を、悔いのないように過ごしてほしい」とメッセージを送りました。