経営学部経営学科では10月25日に湘南キャンパスで、1年次生を対象にしたキャリアセミナーを開催しました。本学科の必修科目である「入門ゼミナールA」の一環で春学期に続いて実施したもので、株式会社マイナビの中山眞梨奈氏を講師に招き、午前と午後の2回実施。合わせて約210名の学生が出席しました。
初めに本学科の森井真広講師が、「皆さんも約2年後には就職活動本番を迎えます。今日は業界研究をテーマにしているので、職種を選ぶヒントにしてください」と語りかけました。続いて中山氏が登壇し、「自分を知り、仕事を知って初めて企業を選択できます。まずは大学生のうちに“知っている幅”を広げてほしい」とアドバイス。日本には385万社の企業があることや、コロナ禍以降、Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)の頭文字をとった「VUCA時代」と呼ばれる予測困難な状況であると説明しました。その後は、三菱UFJ銀行を例に金融とデジタルを融合した取り組みについて映像を交えて紹介し、「デジタルの力を活用しながら、どんな金融サービスを作っていけば人々の生活や社会がよりよいものになるか」「学生生活の中でどんな挑戦をしてみたいか」といった個人ワークやグループワークも実施。学生たちは業界や職種、仕事について考え、意見を交わしました。