経営学科に國枝陽輔講師が着任しました

経営学部経営学科に今年度から、國枝陽輔講師が着任しました。専門は「マーケティング?チャネル論」で、1年次生必修科目の「マーケティング入門」、2年次生を対象とした「リテイリング1」、3年次生を対象とした「リテイリング2」とゼミナールの授業を担当しています。

國枝講師は神戸大学大学院で商学の修士号、博士号を取得。環太平洋大学、同志社大学でそれぞれ2年間、教鞭をとった後、本学部に着任しました。自身の研究について、「製品を消費者に届けるための流通経路(チャネル)の設計や管理に関心があります。特に、チャネルを構成する売り手と買い手の企業間取引に注目しながら、その関係構築の在り方について研究しています」と話します。

「マーケティングは、買い物などの日常生活に根差した実学です。例えば、新しい商品が出た後に、次々と似たような製品が出てくることがありますが、あえて新機軸を打ち出さないのはなぜなのか、と疑問に思うことがあるかもしれません。そうした身近な疑問を大切にしながら、マーケティングに関する学びを深めて欲しいです」と國枝講師。学生たちに向けて、「大学生活では、自由に選択できる場面が多く、面倒に感じることを避けてしまいがちです。ですが、他の人にはない自身の特徴や持ち味を作り出すためには、多くの人が避けることに挑戦していくことも必要です。“こっちの方が簡単そうだから”と安易な判断をせず、さまざまなチャレンジをしてほしいです」と話しています。