学科NEWS(2024年2月)
付属大阪仰星高等学校中等部で「楽しく学校生活を送るために~仲間と絆をつくろう~」をテーマに講話を行いました(活動報告:有沢孝治)
2023年12月18日(月)にbet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户付属大阪仰星高等学校中等部の2年生を対象に、一昨年度と昨年度に引き続き「楽しく学校生活を送るために~仲間と絆をつくろう~」をテーマに講話を行いました。
この講話は、付属大阪仰星高等学校中等部の養護教諭の田中麗先生が中心となって企画している「保健講話」の一つです。
内容は、自己表現の仕方(受身的、攻撃的、協調的)や言葉以外の表現(表情や対人的距離など)、マスクをして会話をするときに気を付けたいこと(マスクをしていると笑顔は伝わりにくいので、目元や声のトーンを強調して伝えるようにするなど)などを説明しました。
また、自分と相手の受け止め方の異同を確かめるワークを行いました。
友達と考えや感じ方が違うことは当たり前と考えて、その違いを受け入れて、面白いと思えることが大切であることを伝えました。
参加された生徒のみなさんから次のような感想をもらいました。
「日常生活や部活などで人の意見を聞く話し合いをするという場面はいっぱいあると思います。その意見を攻撃的に答えるのではなく、“そういう考えもあるよね”という、尊重しながらも自分の意見を発信していきたいです。」
「自分では伝えていて、伝わっていると思っていても、伝わっていなかったりすることは必ず出てくると思うから、相手のことも考えたコミュニケーションをとれるようにしていきたいです。」
「何事にも大人数の意見には惑わされず、しっかりと自分の意見を考えて発言できるよう心掛けます。」
「これから色々な人とコミュニケーションをとる時に表情や声のトーンに気をつけていこうと思いました。」
「私は相手に反対されるのが怖くてついつい受け身的になってしまいます。でも今日のお話で、みんなも協調的になるのが良いと言うことが分かったと思うので、これからは勇気をだして自分の意見を相手に伝えてみようと思います。」
こうした感想から、保健講話での学びや気づきを日頃のコミュニケーション活動に活かそうとする姿勢を感じとることができました。
今回の講話をきっかけにして、自分のコミュニケーション行動をふりかえりながら、実りのある学校生活を創っていってほしいと思いました。