文芸創作学科の倉数茂先生が、ルポライターの杉山春さんと行う連載『居場所がうまれるとき 団地の「語り」から見えてくるもの』が、出版社明石書店のウェブサイト?ウェブあかしで始まりました。
この連載は、相模原市のS団地で運営されている子どもの居場所「てとてと」の周囲の人たちにインタビューをして、「ふつうの人々」のふつうではない暮らしを浮き彫りにしようというものです。
現在、倉数先生と杉山春さんによる「連載をはじめるにあたって」と、倉数先生の第2回と第3回が公開されています。
倉数先生の談話:「てとてと」という地域の子どもたちが集まって遊んだり勉強したりする「居場所」の運営のお手伝いをしています。
回数を重ねるにつれ、「てとてと」と関わりのある人たち、たいていはごく平凡な暮らしを送られている地域の住人であり、お母さんだったり、おじいちゃんだったりする人ですが、そういう人たちの人生をおもしろいと思うようになりました。
そこで「生活史調査」という方法で、いろいろな人たちの生い立ちをインタビューさせてもらうことにしました。
すると、どんな人の人生も山あり谷あり、ドラマがあり、驚くべき出来事があるとわかりました。
この連載は、そうした普通の人の人生をインタビューをもとに再構成し、分析するものです。もしよかったらリンク先から覗いてみてください。
『居場所がうまれるとき 団地の「語り」から見えてくるもの』
https://webmedia.akashi.co.jp/posts/8176