文芸創作学科が1年1回発行している文芸誌「文藝工房」第25号が完成し、4月のガイダンスで学科生に無料配布されました。
この雑誌は、学科生の文芸作品や企画記事を学科生が編集してつくっています。最新号は編集長の木部聖也さん、イラスト班長の宇治村日和さん、広報担当の児山海人さん(以上3年次生)をはじめ、およそ20人の編集部員が協力して完成させました。
例年ならば4月から11月にかけて編集し、12月に完成、1月に「完成お披露目パーティ」というスケジュールですが、今回はコロナ禍により9月スタート、3月完成という異例の進行となりました。恒例の「完成お披露目パーティ」も挙行できず、無念は残ります。が、ともかく、幾多の制約にもかかわらず、めげずに仕事をやりぬいてくれました。
目次をひらくと、宗澤香音さん(卒業生)の「歯痛」、加根田直哉さん(卒業生)の「妻べこ」、隠岐剛豊さん(4年次生)の「おいてきぼり」、伊藤大智さん(3年次生)の「老幼の海景」、笠田真衣さん(3年次生)の「かたつむりがないた」などの力作がならんでいます。また、「珈琲と旅する文芸」「オブジェクトとしての本」などの企画記事もあります。
ご希望の方には無料で進呈します。工房編集部までメイルをください(koubou0316@gmail.com)。