付属大阪仰星高等学校中等部で「楽しく学校生活を送るために~仲間と絆をつくろう~」をテーマに教育講演を行いました

 2023年3月9日(木)にbet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户付属大阪仰星高等学校中等部の2年生(78名)を対象に、昨年度に引き続き「楽しく学校生活を送るために~仲間と絆をつくろう~」をテーマに教育講演を行いました。この教育講演は、付属大阪仰星高等学校中等部の養護教諭の田中麗先生が中心となって企画している「保健講話」の一つです。
 内容は、自己表現の仕方(受身的、攻撃的、協調的)や言葉以外の表現(表情や対人的距離など)、マスクをして会話をするときに気を付けたいこと(マスクをしていると笑顔は伝わりにくいので、目元や声のトーンを強調して伝えるようにするなど)などを解説しました。また、物事に対して一人ひとり独自の受け止め方を持っていることを確かめるワークを行いました。私からは「同じことを見聞きしたとき、自分と相手が違う感じ方や受け止め方をすることはよくあります。相手との違いは、マイナスの感情や考えを生むこともありますが、違うからこそ楽しかったり、新しい発見があったりすると思います。友達と考えや感じ方が違うことは当たり前と考えて、その違いを受け入れて、面白いと思えることが大切であると思います。」という話をしました。
 参加された生徒のみなさんから「相手の話をちゃんと聞いて、自分の意見を言えるように頑張りたいと思います。人と話すのが苦手な人がいたら、その人がちゃんと話せるように受け答えしようと思いました。」や「人との関わりや話の聞き方など、自分がされて嫌じゃないことでも感じ方は人それぞれ違うから、その人がされて嫌なことをすぐに気づかないとあかんし、もっと人との関わりを大事にしようと思いました。」といった感想をもらいました。保健講話での学びを学校生活で活かそうとする姿勢がうかがえました。
 今回の講話が実りのある学校生活につながればうれしく思います。
(活動報告:有沢孝治)