文芸創作学科主催の文芸コンクール「第20回創作コンペティション」の表彰状が、受賞者に授与されました。
優秀作は松下幸之介さん(4年次生)の「夢と、その片割れ」と、齋藤深咲さん(2年次生)の「平凡の行く末」、いずれも小説です。
松下さんは目下、就活の真ッ只中、ネクタイと革靴で企業から企業へ駆けまわる日々です。「小説は中学生の頃から書いてきまして、今回の受賞作はその集大成でした。小説を書くのは楽しいですが、だいたいは歯を食いしばって書きます。次に歯を食いしばらなくてはいけないときには、きょうの喜びを思い出して頑張ります」。
齋藤さんはサッカー部所属で、朝は4時起きで早朝練習にかよう毎日、なのにコンペに2作品も応募してくれました。「初めて書いた小説で受賞できて、光栄です。自分の作品を読み返すたび、改善点ばかり見えて、ちょっと恥ずかしい。賞をいただくと、これからも作品を書いていきたいという活力が湧いてきます。次回はよりよい作品を書きます」。
いずれの作品も、次号の「文藝工房」に掲載予定です。