葛生賢先生の映画作品「吉野葛」が、8月18日(水)、東京御茶ノ水のアテネ?フランセ文化センターで上映されます。
映画「吉野葛」は2003年に葛生先生が監督?脚本?編集した作品ですが、映画評論家の蓮實重彦氏や浅田彰氏から絶賛されました。
映画の内容について、葛生先生は次のようにパンフレットに記しています。
〈後南朝を題材とする歴史小説を構想していた小説家の「私」は、現地で取材を進めていくうちに、案内役の友人「津村」から聞かされた身の上話に惹かれていく。ファシズム期に谷崎潤一郎によって書かれたメタフィクション小説を政治的に読み替える試み。映像と声のずれが「いま/ここ」の時空間に「かつて/よそ」を召喚する。〉
葛生先生は本学科で、「映画史入門」や「現代映画論」、「クリエイティヴ?ライティング」などの授業を担当しています。
将来、シナリオライターになりたい人は先生の授業をぜひ受けてください。
※なお、この上映会は2017年に急逝した映画監督の堀禎一氏を回顧するイベントの一環としておこなわれるものです。堀氏と葛生先生は大学時代からの友人でした。イベントの詳細は下記リンクへ。http://www.athenee.net/culturalcenter/program/ho/hori.html