文藝工房編集委員会による建学祭展示&企画が盛況でした

後列右端が冨山さん、その左隣が山田さん

建学祭の14号館会場では、文藝工房編集委員会が2教室を使って、展示&企画をしました。
中心メンバーとして活躍した1年次生の山田晴さんと冨山晴さんに、その経緯についての記事執筆をお願いしました。


『文藝工房』とは有志の学生によって構成される“bet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户文藝工房編集委員会”が、年に一度編集?刊行している文芸誌です。
文藝工房ホームページはこちら(バックナンバーをご覧になれます)。

こちらには、文芸創作学科が主催する「創作コンペティション」受賞作が掲載されています。
「創作コンペティション」は他学科の学生も応募出来るコンクールです。
また、文芸創作学科の授業内で提出された作品から編集委員が選考した「学生選考作品」、編集委員が自ら企画?制作した「企画記事」が掲載されており、毎年とても個性豊かなラインナップとなっています。
今回の建学祭では「文藝工房28年を巡る」と題して、第1号から最新号である第28号までを編集委員が製作したポップと共に展示し『文藝工房』の歴史を振り返りました。
また、壁には「これまでの文藝工房の歩み」としてその年に話題となったニュースを並べた年表を掲示し、社会の流れの中にある『文藝工房』の姿を回想出来るものになりました。
バックナンバーの配布も常時行い、訪れた方の中には気になった号を持ち帰っていく人も多くいました。
お越しいただいた方は老若男女幅広く、昨年以上の来場者数となりました。
そして、オープンキャンパスを兼ねていたこともあり高校生の方にもたくさんご来場いただきました。
高校生たちの進路選択のお手伝いが出来たでしょうか? また、OB?OGの皆さまもいらっしゃり、楽しく思い出話に花を咲かせていました。
こちらの展示は来年度も行う予定です。ご興味を持たれた方はぜひ、いらして下さい!

展示会の隣では、ひっそりと、しかし賑やかに本の交換会が午前と午後の二回に分けて行われていました。
参加者達は各々自分の「推し本」を一冊持ち寄り、どんなところが好きなのかを熱く語り合い、自分の本とくじ引きで当たった相手の熱のこもった本を、自己紹介を書き記した可愛らしいポストカードを挟み込んで交換していきました。
今まで手を出してこなかった未知のジャンルとの出会いの場、そして何より本好きが集う憩いの場として交換会は予想以上の大盛況を見せました。
約三十分間という短い時間内の交換会だったにもかかわらず、終始和気あいあいとした空気感。
そこに緊張の二文字は無く、皆ほくほく顔で帰っていく様子は見ていて気持ちが良いものであり、自分の「好き」に素直であり、他人の「好き」に寛容で興味を持つ、そんな文芸創作学科の良さが感じられる企画でもありました。
(文責:冨山晴?山田晴)