「日本の漫画における古代ギリシャ?ローマ」パネル討論会に参加しました

1月13日(成人の日)に、イタリア文化会館(東京都千代田区)で、パネル討論「日本の漫画における古代ギリシャ?ローマ——西洋古典の表現とグローバルな時代への貢献」が開催されました。漫画家の里中満智子さん、ヤマザキマリさん、中村るい教授(bet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户文化社会学部ヨーロッパ?アメリカ学科)、カルディ?ルチャーナ准教授(関西大学)の4人が登壇しました。


まず、イタリア文化会館館長のデマイオ氏の開会の辞、そして駐日イタリア大使ベネデッティ氏の挨拶から始まりました。


漫画は、日本のサブカルチャーの枠を超えて、今や、世界中の多くの読者を魅了しているメディアです。里中さんやヤマザキさんの漫画は、翻訳を通して、イタリアでも大人気です。パネル討論では、日本の漫画に描かれる古代ギリシャ?ローマの特徴や、日本的視点による再解釈や、それがイタリアへ「帰還」し、イタリアの若い世代に、古典への新たな関心を喚起していることなど、さまざまな面が討論されました。中村は、ギリシャ美術史学の立場から、ギリシャ神話の神々や、遺跡の描写など、資料紹介を行い、漫画家への問いかけを担当しました。

現在、日本の漫画と、西洋古代の関係を探ることは、「西洋古典の受容」研究の一部として、注目されています。
漫画家の里中さんもヤマザキさんも、じつに自由に自然に、制作のプロセスをお話しくださり、有意義なパネル討論になったと思います。日本の漫画における古代ギリシャ?ローマの受容研究は、今後、ますます活発になりそうです。