文芸創作学科出身の映画監督、草野なつかさんが、4月半ば刊行の「ことばと」(書肆侃々房)第5号に、小説を発表します。
ご本人からは、こんなメッセージをいただきました。
《文芸創作学科の学生の皆さま、受験生の皆さま、初めまして。
草野なつかです。映画作家として活動をしています。
「ことばと」5号に『丘の船着き場』という短編小説を発表します。
卒業後10年以上経ってまさか小説を発表することになるとは驚きです。
書くことは、集団制作である映画とは違い、自分の身をそのまま差し出すような、内に内に深く潜っていくような、大変な作業でした。
けれども、とにかく楽しかった。
中年に差し掛かりつつある年齢での<はじめて>は、学生時代の自分に出逢い直したような不思議な感覚でした。
拙い作品ですが、読んで頂ければ嬉しいです。》
刊行が待ちどおしいですね。