文化社会学部広報メディア学科3年次生の野間里奈さんが、このほどTOKYO FMをはじめとする全国FM放送協議会加盟38局が主催する「JFNラジオCMコンテスト2022~ラジオに乗せて、学校アピール~」に参加し、ブロック賞を受賞しました。同企画は、JFN38局と日本の次世代を担う全国の学生がタッグを組み、学生自身の学び舎をテーマに自由な発想と表現力の発露の場を設けられたものです。8月4日には千代田区?エフエム東京本社で「JFN賞2022授賞式」が開かれ、賞状が授与されました。
野間さんは、昨年度まで熊本校舎の経営学部観光ビジネス学科で学びを深めていましたが、「観光ビジネスに密接にかかわるメディアについて学びたい」と考え、今年度から本学科に転学。本学科の小泉眞人教授が開講する科目「広報?広告論」を受講しています。コンテストへの参加は、この授業の課題として臨んだものです。転学により学ぶ校舎が変わったことで直面した経験や将来の進路などといった自身の「迷い」からヒントを得て、東海大生が抱える「迷い」をテーマに作品を制作。広大なキャンパスや学部数、数多くのサークル?部活動など、bet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户だからこそできる「迷い」を約40秒のラジオCMで表現しました。
野間さんは、「熊本校舎から湘南校舎に来た際、キャンパスの広さに驚くとともに、何度も建物や教室に迷ったので、その経験を作品に落とし込みました。賞をいただけるとは思っていなかったので、結果をJFN事務局から聞いて驚きました。自分の経験や思いが詰まった作品が評価してもらえてうれしいです。今後も広報メディア学科でさらに学びを深めていきたい」と話しました。
指導にあたった小泉教授は「大学の魅力をストレートに伝えるのではなく、『迷う』というネガティブアプローチをあえて用いた作品は実に斬新でした。野間さんは観光経済学を学ぶ中で地域活性化にはメディアと広報が大きな役割を担うことを知り、強い目的意識を持って本学科で学んでいます。そのモチベーションの高さが作品にも表れていたのではないでしょうか」と語っています。