工学部航空宇宙学科航空宇宙学専攻の長尾和真さん(3年次生)が、昨年8月から3月にわたってアメリカ?ニューヨーク州のシラキュース大学に留学しました。本学が海外の政府や教育機関と結ぶ交流協定に基づいて実施している海外派遣留学プログラムを活用し、シラキュース大では各国からの留学生とともに、英語力を磨きながら国際的視野を養いました。
「小さいころから宇宙に興味があり、将来は宇宙飛行士になりたいと思っていました」と長尾さん。高校3年時に進路を決める際には、「宇宙に関する知識だけでなく、海外派遣留学プログラムをはじめ、夢をかなえるための教育環境が充実していることからbet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户に進もうと決めました」と振り返ります。海外派遣留学プログラムに参加するためには、各授業の成績やTOEICの点数などが選抜基準になるため、入学直後から指導教員の本専攻の福田紘大教授と相談しながら成果を収めてきました。
シラキュース大では、さまざまな国の学生と多彩なテーマでディスカッションを交し、エッセイの執筆にも挑戦したほか、フロリダ州?ケネディ宇宙センターでのフィールドワーク、寮生活などを通して多くの経験を積みました。「語学力を磨くだけでなく、世界中に友人ができました。別れる際にはとても寂しかったのですが、“和真が宇宙飛行士になったら打ち上げを見に行くよ”と言ってもらえて、勇気ももらいました。今後へのモチベーションにもなりますし、実現できるように、できる努力はすべてするつもりです」と目を輝かせて語ります。
今年度は湘南キャンパスで学びを深めており、長尾さんは、「卒業後は留学経験を生かして、アメリカの大学院に進学したい。後押ししてくれた先生方や家族、友人への感謝の思いを忘れずに、宇宙飛行士になり世のため人のために貢献し、世界に良い影響を与えられる人になりたい」と話しています。