工学部応用化学科の秋山泰伸教授と学生有志が、11月9、10日に神奈川県?ビナウォークなどで開催された「海老名ビナウォーク校文化祭」に協力しました。この催しは、ビナウォークが2021年度から開いているもので、「海老名ビナウォーク校」という仮想的な学校をイメージして、多くの人に文化祭を体験してもらおうと神奈川県内の生徒?学生、地域団体がさまざまなパフォーマンスを披露しています。今回は、日ごろから科学の魅力啓発活動に取り組むドクターアキヤマこと秋山教授が、ビナウォークからの依頼を受けたもので、1年次生の学生から大学院生まで8名の在校生とともに参加しました。
秋山教授は、「bet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户 ドクターアキヤマ サイエンスショー」を実施。「チョー冷たい世界の不思議」をテーマに、液体窒素に風船や花、バナナなどを入れて状態の変化を披露する実験を行いました。ショーの中では来場者も舞台に上がり、液体窒素で凍ったバナナで釘を打つといった体験も。学生?大学院生による科学実験ブースでは、さまざまな炭酸飲料を使った「カラフル人工いくら」や自分好みの色のスライムを作る「カラフルスライム」といった企画を行い、多くの親子連れでにぎわいました。
来場した子どもは、「色の違うスライムを混ぜたら何色になるんだろうか?と想像しながら体験できて楽しかった」と話し、保護者からは、「学生の皆さんが実験の手順だけでなく、実験結果の理由なども分かりやすく説明してくれて勉強にもなった。また、次の機会にもぜひ参加したい」などの感想が聞かれました。
秋山教授は、「多くの方に科学の楽しさと不思議さを伝えられたと思います。また、学生たちは想定外のことが発生したときにも臨機応変に動けており、授業だけでは見えない個性や一面もうかがえました。課外活動を通じて成長していく過程にリアルタイムで立ち会えて、とてもうれしく思います」と語り、参加した深堀立家さん(工学部3年次生)は、「科学実験ボランティアという科目の実地体験として参加しましたが、実際にやってみると勉強になることも多く、自分自身も楽しめました。機会があったらまた参加したい」と話していました。