教職課程を受講している工学部応用化学科の学生有志7名が、7月24日に海老名市立海老名小学校で開催された「えびなっ子サマースクール」で科学実験教室 を開きました。この催しは、海老名市内の小学生が学校の枠をこえて交流する機会として海老名市学校?地域ネットワークづくり運営委員会が主催したもので、 科学実験教室のほか、本学のジャグリングサークル「STAND」のパフォーマンス、地震体験教室などが行われ多数の小学生が参加しました。
学生たちは本学科の教育実習委員を務める秋山泰伸教授の指導のもと、ペットボトル内の空気を圧縮して雲を作る実験や、砂糖水とジュースの比重の違いを利用 して色の違う2層の液体を作る実験、片栗粉に水を混ぜて「底なし沼」を作る実験などを企画。小学生たちは歓声や驚きの声を上げながら実験を楽しんでいまし た。
秋山教授は、「子どもたちと接することは、学生たちが教員に欠かせないコミュニケーションスキルを養う機会になっています。今回の催しでも、子どもたちに 身近な話題を織り交ぜることで興味を持たせたり、時折質問することで飽きさせないようにしたりするなど、それぞれが工夫しながら講師を務めてくれました。 今後も地域の方々から寄せられる依頼に積極的に応えつつ、実践的なスキルを持った教員の育成に取り組んでいきたい」と話しています。