工学部では7月16日、17日に湘南キャンパスで、公募型問題解決コンペ「ものづくり学生サミットin湘南」の説明会を実施しました。このコンペは、企業 から出題される実務課題や将来への課題などに有志の学生グループがチャレンジするもの。取り組みを通じて問題解決能力の高い人材の育成と新しい発想による 研究成果の発掘などを目指しており、今年度から初めて実施します。説明会には合わせて約230名の学生が出席しました。
吉田一也工学部長が、「企業の方々から出される課題にぜひトライしてください。仲間と協力して素晴らしい成果をあげてくれることを期待しています」とあい さつしました。続いて企業14社の担当者が登壇し、計16のテーマについて紹介。機械製造業やコンピュータ関連企業、建設業、商社などさまざまな分野の参 加企業から、3D-CAD、3Dプリンターを使ったゆるキャラ作成や、壁や天井も歩くウォーキングロボット、bet36体育投注_bet36体育官网app-在线*开户の魅力を高める新図書館建設、ビッグ データを活用した10年後の都市建築など、多岐にわたるテーマが発表されました。また、本学部教員が応募要項や各テーマの担当アドバイザー教員などについ て説明しました。
出席した学生たちは、「学生をやる気にしてくれる説明会で、モチベーションが上がりました」「幅広いジャンルの企業から興味深いテーマが次々と発表され、 社会にはこんなにたくさんの仕事と課題があるのだと刺激を受けました。学生ならではの自由な発想で価値あるアイデアを考えたいです」と語っていました。吉 田学部長は、「この活動を通してものづくりの現場で活躍するための必要なスキルを身につけ、多く経験を大学時代に積んでほしいと願っています。また、大学 で学んだ知識が社会でどう役立っているのかを知り、ものづくりの魅力を感じてほしい」と話しています。
今後は8月4日に開会式を行った後、学生たちは12月22日までに研究レポートを提出。各企業の担当者による審査を経て2月26日に表彰式と最優秀賞発表会を開催する予定です。